めまいとは？

はじめまして、横浜ホリスティック治療室院長、国田

康二と申します。

めまいが起きる原因の一つとして、多くの方に起きて

いることが、硬膜の問題です。

普段ほとんど聞いたことがない言葉ですので、どの部分かわからない方もいると思います。

硬膜とは、脳と脊髄を覆っている膜のことです。ちょっとイメージしづらく、難しいかと思い

ますが、簡単に言うと、脳と脊髄に密接に接している部分ですので、神経の働きに大きく関係

します。硬膜に問題が起きると以下のような事に影響がでます。

・体の動きや筋肉の状態に影響する

・脳で平衡感覚をコントロールしている神経に影響する

・自律神経にも影響する

（硬膜とは）

脳と脊髄を覆った硬い膜のことです。

硬膜の下には、

１くも膜

２軟膜

３脳、まは脊髄

の順番で存在しています。

そして硬膜の上には頭蓋骨があります。

この硬膜の中（くも膜の下のくも膜下腔）には、脳と脊髄だけでなく脳脊髄液という透明の液体も満たされています。

ちょうど硬膜に密閉された脳と脊髄の間に脳脊髄液があり、イメージとしては

「豆腐が水の中に浮いているように」脳と脊髄もこの液の中で浮いているそんな状態です。

この硬膜という膜が、捻れたり緊張したりすることが、

地震のように揺れる症状を起こす原因になります。

それは、硬膜自体が脳神経という、脳の部分の呼吸や心拍数、心臓の働き、血圧の調整、

または目、耳、鼻、舌、平衡感覚などの五感で感じる部分に関係する神経のコントロールする

部分でもあるからです。

硬膜の捻れや緊張は、こうした五感に大きく影響を与える為、平衡感覚にも大きな影響を与えます。

この硬膜の問題が、病院でも原因がわからない、めまい症状を起こす

原因となるのです。