原因が分からない症状と噛み合わせの問題

痛みが起きる要因として

「噛みあわせの問題」があります。

 

この噛みあわせの問題を抱えている方は、

意外に多く、多くが肩こりや首の痛みや張り、

腰痛といった症状を抱えておられています。

 

それだけでなく、膝の周辺の痛み

を起こすこともあり、体のいろんな部分との関係があります。


 

この肩こりや膝痛のような、体の張りや体の痛みが、

「噛みあわせと？」と不思議に思う方も

いるかもしれませんが、

筋肉の状態（過剰に緊張すること）は、神経の作用で

起きますから、患部にとても痛みや張りを感じていても、

「それに作用している神経の働きの問題が、

それが何処からきているのか？」

これを見つけないと、根本的な

解決にはなりません。


 

筋肉の持続的な緊張や張り、痛みには

このような神経の作用があることが多いです。


 

この噛みあわせの問題は、噛む時、歯を合わせる時に

生じるズレが、顎関節の位置も変わることになり、

それは、筋肉の緊張を生じさせ（咬筋、頬筋など）、

それは、頭蓋骨周辺の筋肉（側頭筋など）の緊張を

起こし、その頭蓋骨をのせている頸椎の周辺の筋肉

（頭板状筋、頸板状筋、上部頸椎関連筋など）の緊張や

引っ張られる状態を起こし、これはその下の胸椎、腰椎、

骨盤周辺の筋肉へと波及していきます。


 

問題となるには、頭蓋骨と頸椎の上（１、２，３番）と

尾てい骨の部分のズレが、硬膜という脳と脊髄を

覆った膜の緊張や捻れを生じる為です。
 

この為に、中枢（脳、脊髄）から適切な、神経の

伝達が出来なくなる事で、体のあらゆる部分の筋肉の過剰な緊張が起き、

神経の統合が出来なくなります。

うまく筋肉をコントロールできなくなります。

又胃腸や心臓の働きなど、自律神経にも作用することも

あります。

 

これらは、精神の安定にも影響することがあり、

様々な症状の問題の要因になることもあります。

この噛みあわせの問題は、歯科医との連携が

必要で、噛みあわせを合わせることが、

まず必要になります。

 

先日も、膝周辺の痛みや張りが

噛みあわせの問題で起きている方がおられました。

ずいぶん前から噛みあわせの

問題はあったようですが、まさか

膝の周辺の痛みの原因が、噛みあわせとは思っても

いなかったようです。

このように、ご自分の症状が何の要因で起きているのか？

このことは、その方の体の状態によります。

この方のように、ご自分でも思ってもいなかった

要因で痛みや肩こり、背中の痛み、腰痛など

又はふらつき、視覚の症状、耳鳴り、耳の閉塞感、不眠症など

といった自律神経症状を起こすことが、多々あります。

当院では、キネシオロジーという方法で、

症状を起こしている要因を明確にして、

その方に適した方法で改善していきます。

どうしても良くならない症状がある方は、

ご連絡ください。