後頭部と頚椎の付け根の張りや痛み、首がつまっている症状が起きてしまうのは

（脳疲労の問題）

慢性疲労症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

原因の分からない極度の疲労感が、長期間続く病気です。風邪などからずーと風邪が治らないような状態で発症することも多いとされています。

疲れとは日常茶飯事のように感じている方もいるかもしれません。又、疲れたなんて言ってられない！という方もいるかもしれません。

しかし、こうした常に疲れ、疲労感を感じ、いつまで経っても改善されない状態になってしまう方は、現在とても多くおられます。

（大人だけでなく、子供もお年寄りの方もみんな疲れています）

では、疲れってなんでしょう？エネルギー切れ？頭と体が動くだけのためのエネルギー切れなら、食べる事によって回復するはずですよね。

でも、エネルギー源を入れたって回復しない時もあります。（※体に必要な栄養をサプリからでも摂り、体に必要な栄養素を満タンに補充し、それがまず一番に行うことかもしれません）

「疲れ」というものは、たとえば、

・睡眠不足

・夏バテ、体が冷えたり、等の気候の変化

・人間関係の悩み

これら、たくさんのストレスが私達の身体・心にかかってきた負担の結果なのだと思います。

私も「疲れている」ってイヤな感覚だといつも感じます。ですが、この疲れているという感覚が無いと多分休む事なく働き続け動き続け、やがて、疲弊死を迎える事になるかもしれません。

こんな風に考えると、疲労とは、大切なアラーム（警報）ですよね。多くの方はこのことを認識しないまま、「負のサイクル」に入って行っているように思います。

疲れとは、つまり身体の異常を教えてくれて、何かの対策をしなさいと考えさせてくれる、大切な警報装置なのです。しかし原因がわからない疲労が半年も続いているようであれば病気でもあると考えた方が良いかもしれません。

これらは、当たり前になっている日常のことかもしれませんが、これらは

脳疲労のサインでもあります。

（脳が疲労すること）

加齢による自律神経の機能低下は、実は筋肉量の低下よりも大幅なものとも言われ、若い頃のような生活・行動が徐々に辛くなるのはこのせいで、若い時のように生活をし、無理を続けると、脳疲労が溜まることになると言われています。

こうした結果、一度低下した自律神経機能の回復が難しいのは、振り子に例えると、振り子が自律神経の交感神経の方に大きく振れて、限界リミットを大きく振り切ってしまうと、反対に働く副交感神経がなかなか上がってこない状態になるからです。

≪予防と対策≫

１、睡眠は量も質も大切（部屋の温度や湿度、お気に入りのアロマの香り、入浴など）

２、意識して脳に栄養（DHA、くるみなどナッツ類に多く含まれるα-リノレン酸＝記憶力）

３、環境を変える（脳にとって本来自然な状態は、少しの変化がある環境の中にいる事です）

４、楽しいことをする（脳は楽しいことが大好き）

５、ストレスの発散の仕方を考える（ストレッチやウォーキング、ヨガなどは血流促進になってリラ

　　ックスもできる為、睡眠の導入剤がわりに取り入れてみる。

こうしたことが、脳疲労を改善する為に必要になります。